2.2超音波

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1. 超音波と超音波処理水の効果

 超音波が水(但しこの水は純水ではなくミネラル・空気などの不純物を含むものです)に与える影響は工業的にも医療分野でも古くから研究されていますが、家庭用品として登場してきたのは最近です。既に説明したミクロ乱流による脈動気泡の効果が主な作用と言われますが,実際には明確に効果を理論的・実証的に解明できてはいません。
 また近年研究が進んでいるナノバブルやマイクロバブルといったきわめて細かい泡の働きが大いに関係がありそうですが、明確にはなっていません。(これらの細かな泡はマイナスに帯電していて、消滅するときに超高温・超高圧(数千気圧・数千度と言われます)になりフリーラジカルを発生させると考えられています。この泡は、磁気水にも大いに関係がありそうです)

 本格屋で、ご提案している超音波製品は1万Hzのもので元来は美顔器として出されているものです。水分に超音波振動を加えると医療用に磁気処理をした水に近いものが得られます。(電磁リフレクソロジ−と磁気のコーナーを参照ください。)

超音波とは・・
一般に、人間の聴覚器官では捉えられない周波数の高い音波のことを超音波といい振動周波数はおよそ30KHz以上のものを言います。逆に30Hz以下くらいになると低周波と言われます。

 音波というくらいですから波の性質、すなわち物理学で言う波動を持った物体の振動の伝搬です。
 超音波が伝わる物質には気体・液体・固体があり、その状態によって、存在する音波が異なります。気体・液体では縦波(伝搬方向と振動方向が同一)のみですが、固体では伝搬方向と振動方向が直角な縦波と横波や、さらにはねじり波や表面波なども存在します。
 超音波は、気体中では減衰しやすく、液体や固体では効率よく伝わります。(美顔器でジェルなどが使われる根拠です)
 一般に低周波はエネルギーが大きく減衰が少なく“頭が痛い”とか“気分が悪い”などの症状を及ぼす場合があります。(高速道路の振動や高層建築物の上層階での揺れなど)
 ソナーや診断用の機器に使われるのは、減衰は大きいが周波数が高く、指向性と分解能が良い超音波です。
 最近ではめがねの洗浄装置や洗濯機で超音波が活用されることが多くなっています。これらは超音波による小さなミクロの高圧の渦が生じるキャビテーション効果や振動が加速される効果などにより、物の表面の汚れを取る装置です。
 また浴槽用の気泡発生装置は細かい気泡群を発生させ気泡がつぶれる際に、超音波を発生させからだの深部までエネルギーを伝達するので芯から暖まる効果が得られます。
 但し、効果は明確ですが最初に書いておりますようにマイクロバブルなど極小さな泡の働きがまだ明確になっていないので、理論的な根拠が明快ではないようです。


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